むつ小川原国家石油備蓄基地開発事業記念 金鍍金真鍮メダル 「千円」の額面刻印があり専用の桐箱まで付いているが公式の発行記録がない謎のメダル。青森にある同地に大規模工業地帯の建設が計画されたことに触発され、原野商法の一環で製造されたという説があるが、八戸駐屯地等の極めて近く狭い範囲で発見されたとのことからその可能性は薄い。また石油備蓄施設自体は建造されたものの実際の姿とは異なる姿でデザインされており、建造前に製造されたことが伺える。結局その製造目的は謎に包まれたままだが、コインのデザインや桐箱に追加で刻まれた「むつ小川原『湖』」の一文字から、同開発計画へ込められたであろう地域発展への期待より想像するよりない。（⌀約40.4㎜ 約26.1g）
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